1月も下旬になりましたが、年始に購入した植物系福袋の中身を公開したいと思います。2023年はエリオクエストさん、seed stockさん、あるびの精肉店さんの福袋を購入しました。
エリオクエストさん
今年の福袋は初心者向けのセットと、レア植物が入るかも?なセットの2種ありましたが、20,000円のレア植物の夢の方を購入しました。中身の合計金額の目安は楽天、ヤフー、本店では見当たりませんでしたが、GreenSnapのページには30,000円以上と表記されていたような?(現在福袋の販売ページがなくなっているので曖昧な記憶ですが……)
◆届いた内容
- ゲチリス リネアリス アマリリド ククマクランカ Gethyllis linearis 12,000円
- モラエア ギガンドラ Moraea gigandra 1,500 円
- ドリミア ナナ Dorimia nana 4,900円
- モラエア セルペンティーナ Moraea serpentina 4,200円
- ラケナリア トリコフィラ lachenalia tricophylla 4,500円
- オーニソガラム トルツオスム Ornithogalum Tortuosum 3,980円
- ラケナリア アロイデス クアドリカラー変種 Lachenalia aloides 2,500円
計7点 33,580円(価格は楽天やヤフーでの販売価格をざっと調べただけなので目安です)
プラスで100円オフのクーポンが同梱されていました。
取り敢えず30,000円は上回る内容だったので良しとしますが、去年購入した福袋にもオーニソガラムトルツオスムとラケナリア アロイデス クアドリカラー変種が入っていたのでちょっとションボリ。ですが中身が選べないのが福袋なので納得します。しかし去年の22,000円で44,000円相当の福袋と比べてしまうとこんなところにも不景気のあおりが……と感じてしまいます。去年は福袋の購入をすれば一定の金額以上の購入で注文できる98円のおまけも同梱できたのに、今年は福袋の購入ではおまけが注文できないようになっていたし。不景気に負けず来年も福袋の販売をしていただけることを切に願います。
seed stockさん
植物系の福袋を探していたところに出会った種子販売系のseed stockさん。こちらはアガベ系種子とミックス種子の2種がそれぞれ2,000円、5,000円、10,000円、100,000円に分かれて販売をされていて、価格の2倍以上の内容と表記されていました。注文したのはミックスの5,000円です。
◆届いた内容
- パキポディウム デンシフローラム Pachypodium densiflorum var. densiflorum 2,600円
- パッシフローラ エデュリス Passiflora edulis f. edulis 1,100円
- ダシリリオン ドランゲンセ Dasylirion durangense 1,400円
- ザミア フルフラケア Zamia furfuracea 2,000円
- ユーフォルビア ステラータ 飛竜 Euphorbia stellata 1,800円
- アガベ ホリダ Agave horrida ssp. horrida 1,500円
- ザントロエア ブルーノニス Xanthorrhoea brunonis 1,500円
- アガベ コウエシー Agave parryi var. couesii 1,500円
計8点 13,400円
種子は全て50粒です。数えてはいないのでもしかしたら予備で少し多めに入っているかも? 通常購入ならば13,400円と2倍超えの内容なのでホクホクです。ドライガーデンとかに映えそうな植物が多い中トケイソウ?の種子とかも入っていて面白い内容でした。このパッシフローラの実はパッションフルーツとして食べられるのかなと気になります。
あるびの精肉店さん
こちらはTwitterで存在を知ったお店です。店名だけ見たら肉屋かな??と勘違いしそうですが、この肉は多肉の肉を意味するらしいです。塊根・塊茎植物7種セット福袋2,023円を購入しました。ページに余計な装飾がないザ・シンプルなサイトなので阿部寛氏のサイトばりに爆速表示されて快適です。ただしほとんどの種子のページが成長した状態の植物の画像は掲載されておらず、グーグルイメージ検索のリンクのみなので、画像から植物を選びたい人には若干不便かもしれません。
◆届いた内容
- アデニウム アラビクム ラキニー Adeniumu arabicum Rachinee 380円
- アデニア イサロエンシス Adenia isaloensis 480円
- シンニンギア セロヴィー Sinningia sellovii 320円
- アダンソニア ディギタータ Adansonia digitata 480円
- ペトペンチア ナタレンシス Petopentia natalensis 380円
- ドルステニア ヒルデブランディー Dorstenia hildebrandtii 480円
- 塊根性サボテン wilcoxia poselgeri 380円
計7点 2,900円
種子の数は5粒か10粒です。通常商品と一緒に購入をしたら、福袋のセットを同梱し忘れられて通常商品のみが届くトラブルがありましが、連絡をしたらすぐに福袋セット発送の対応をしていただけました。見たことない植物ばかり+芋系ばかりなので一番満足度が高かったです。セットの中でアダンソニア・ディギタータ(バオバブ)の種子が一際存在感を放っていました。ゴロゴロとした豆感が良い感じです。うまく育てば一生の友になりそう。
実生始めました
寒波だなんだでクソ寒な日が続いていますが、春まで待ちきれずにアマゾンで育苗ポットとヒートマットを購入していくつか播種してしまいました。
こちらが購入したものです↓
似たような商品が沢山あるけど、極端に悪いレビューばかりや、サクラレビューしかついていないというものでなければ、中華製品はどれでもそれなりに使えるという印象ですね。
マットはレビューにある通り巻き癖がついていましたが、重しを2日ほど乗せていたら気にならなくなりました。電源のオンオフ機能がありませんが、暖房を入れていない部屋で冷えるので、基本的にコンセントに差しっぱなしにしております。
というわけで道具を色々揃えたのでレッツ実生! 色々なサイトを参考にダコニールとメネデールを混ぜた水の中に種子を1日浸したのちに、熱殺菌した細粒赤玉土に植え付けました。飛竜は種子が非常に小さくて引き上げる時に見失いそうだったため、他の種子とは分けて殺菌しました。
土を熱殺菌する際に育苗ポットに付属の仕切りトレーに入れた状態で熱湯をかけたのですが、トレーが高熱には弱い素材だったようで若干変形してしまったので、以後は土のみ熱湯をかけるor耐熱容器に土を入れてレンチン殺菌に切り替えました。種子に土は被せていません。(計画性がないので2か所土を入れただけの状態になっております)
今のところ腰水管理で3日1回のペースで水を取り替えています。水は沸騰させた後に冷ましたものを使用しています。仕切りトレーの底穴から結構土がこぼれるので後ほど水切りネットを装着しました。
ヒートマットはケーブル類の長さの関係でコンセントの近くの床に直置きしたのですが、床がヒエッヒエで思ったより温度が上がらなかったので、ヒートマットと床の間に1枚厚めの布(100均の水切りマット)を挟んだら土の温度を30度ほどでキープできるようになりました。ただ室内との温度差で結露が凄まじいですw
緑色の円形の蓋の部分はLEDライトがついていて、5股のUSBケーブルで電力を供給するようになっております。
播種してから4日で、まずはドランゲンセとホリダが一つずつ発根しました。毎日出勤前や帰宅後にポットをのぞき込んでいたので、初発根を発見した時にはテンションがブチ上がりましたよー!
その後もポツポツと発根して、20日ほど経過した現在の発根状況はこんな感じです↓
- デンシフローラム 2/5
- エデュリス 0/5
- ドランゲンセ 4/5
- フルフラケア 1/5 ? (根のような何かがちょろっとだけ出ているような出ていないような状態で明確に発根しているとは言い切れない感じ)
- 飛竜 0/10
- ホリダ 3/5
- ブルーノニス 0/5
- コウエシー 0/5
- ラキニー0/2
- イサロエンシス 0/2
- ディギタータ 0/3
- ナタレンシス 2/2
まずは少量から始めようという訳で、だいたい各種5粒ずつで播種しました。スペースの関係で一部まだ播種していない種子もあります。わりとすぐ発根したものと、全く変化なしのものとで分かれている感じですね。ドランゲンセが一番成長に勢いがあって、発根したものは日々葉を伸ばしています。(一番下)
様子が気になるのがフルフラケアで、種子が大きくてみるからに養分が詰まっていますという感じなので、わりと腐りやすい/カビが発生しやすいですね……。既に何粒か駄目になったので、新たに数粒播種し直しています。発根に時間がかかるようなので種子を駄目にしないように気を付けなければ。
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